2017.1.24 

最大130万円!
"成果型賃金"導入企業に新助成金

厚生労働省が、社員の能力や仕事の成果を賃金に反映させる人事制度を導入した企業への助成制度を2017年度より新しく設けることがわかりました。”成果型賃金”導入に対する助成金とは、どのような内容なのでしょうか。

 

 

Ⅰ.助成金の概要

まず、成果型賃金を導入した企業に50万円が支給されます。

 

そして、1年後に以下の3つの条件を満たすと、更に80万円が支給されます。

 

(1)生産性が一定程度改善している

(2)離職率が数ポイント低下している

(3)賃金が2%以上増えている

 

したがって、最大で130万円の助成金を受給することができます。

 

初年度は、7800社に助成金を支給できる予算を計上しています。

 

 

 

Ⅱ.助成金新設の背景

 日本企業に多く見られる年功序列型の賃金制度は、終身雇用のもと、勤続年数に比例して職務遂行能力も上がっていくという前提で成り立っていました。しかし、能力や成果に関係なく、勤続年数だけで決定してしまう横並びの賃金制度では、個人の評価が十分に反映されないという問題点もありました。そこで、企業が『社員のやる気を引き出し、生産性を向上させる仕組み』を持つための後押しとして、この助成金が新設されました。この助成金は働き方改革の一環であり、「長時間労働の是正」「賃上げ」「離職率の低下」という課題の解決につなげていく狙いがあります。

 

Ⅲ.今後の対策

 現在、政府ではこの助成制度の下準備となる法案整備を進めています。労働政策審議会の答申まできていますが、公表されている資料ではまだ抽象的な表現のみとなっています。1月20日に通常国会も召集され、法改正が成立したらより詳細な情報が公開されると予測されます。受給を希望する企業は、タイムリーに情報をキャッチするだけでなく、厚生労働省が公開している「生産性要件算定シート」などの資料を事前に確認しておくとよいでしょう。(参考②)

 

 

(参考)

①平成29年度厚生労働省予算概算要求の主要事項(厚生労働省HPより)

「働き方改革」の推進などを通じた労働環境の整備・生産性の向上

http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/17syokan/dl/02-11.pdf

~抜粋~

◎労働生産性の向上のための労働関係助成金の見直し  【新規】 2.2億円

全産業の労働生産性を向上させるため、労働関係助成金について、生産性向上に資する制度となるよう要件の見直しを行うとともに、利用者である事業主等にとって分かりやすく、使いやすいものとなるよう整理統合を行う。

 

②生産性を向上させた企業は労働関係助成金が割増されます(厚生労働省HPより)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137393.html

備考:生産性要件算定シートがダウンロードできます

 

(2017.1.24)

 

 

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設立
2008年9月25日
HP
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